FREE HOMEPAGE プロバイダにホームページを無料で開設し公開されている方

このページの内要

無料ホームページサービスのメリット

  • 無料である

無料ホームページサービスのデメリット

  • プロバイダの都合で終了になる

    プロバイダの無料ホームページサービスは、プロバイダがサービスを終了すると決めたらそれまでです。
    どれだけ人気のあるホームページだろうと、終了期日をもって一方的に削除されてしまいます。

  • 無料サービスを撤退したプロバイダ

    ・So-net 2021年1月28日終了
    ・Yahoo!ジオシティーズ 2019年3月31日終了
    ・J:COM 2017年1月31日終了
    ・@nifty 2016年11月10日終了
    ・OCN 2015年2月28日終了
    ・インフォシーク 2010年10月31日終了
    その他ローカルプロバイダも含め、次々とホームページサービスから撤退しています。

  • 真剣にビジネスしてるの?と思われる

    ホームページのURLに
    http://~zaq.ne.jp/○○
    http://~so-net.ne.jp/○○
    http://~biglobe.ne.jp/○○
    のようにプロバイダ名が入ります。
    少しインターネットに詳しい人なら、無料ホームページだとすぐに分かってしまいます。
    こんな趣味のスペースに自社のホームページを公開するなんて「真面目にビジネスをやってんの?」という風に見られかねません。

  • セキュリティに問題

    無料ホームページサービスのセキュリティはお世辞にも高いとは言えません。
    プロバイダにしてみれば、無料のサービスにコストをかける訳にはいかないので、セキュリティもそれなりになっているのでしょう。

  • 全て自分で対処しないといけない

    無料ホームページサービスにも多少のサポートはありますが、専業ではないためあまり当てにできません。
    基本的に何か問題が発生した時は、全て自分で解決しなければなりません。
    解決できないまま公開されている無料ホームページをたくさん見かけるのは、たぶん自力で解決できなかったためだと思います。

無料ホームページサービスが終了するとこうなる

  • また他で公開すればいいという問題ではない

    無料ホームページが終了しても、
    また同じデータを使って他にホームページを公開すればいいと考えていませんか?
    そうなったらURLが変わってしまいますよね。
    ホームページのURLが変わるという事は簡単なことではありません。
    大問題なんですよ。
    どう言う事か説明させて頂きます。

  • ホームページの評価がゼロに戻る

    URLが変わると、内容が全く同じホームページでも検索システムからの評価はリセットされ、ゼロからのスタートになります。
    要するに、今まで検索結果の上位に表示されていたからといって、別のURLで全く同じホームページを作っても、今までのように検索には表示されません。
    ですので、ほとんどの場合ホームページを引っ越しした途端に検索圏外になってしまいます。
    長い年月をかけて築いてきた検索エンジンからの評価が、一瞬にして水の泡となってしまうのです。
    評価を引き継ぐ方法はありますが、専門知識がいる上にプロバイダによってはそれが使えない場合もありますので、基本的にできないと考えていいでしょう。

  • 今までのURLではアクセスできなくなる

    今までのホームページを、お気に入りに登録して頂いている人が、再び訪れようとしたら『突然ホームページが無くなっていた』となりますよね。
    この人は、お気に入りに登録してるくらいですから、よっぽど濃い見込み客のはずです。
    ホームページが何処かに引っ越ししたのかな?
    と思って検索してくれるのならまだ救いがありますが(新しいURLのホームページは検索上位に表示されるのは難しいですが)、中には廃業したのではないかと思い込む人も少なくありません。
    もう少しでお客様になる筈の人が、これで離れて行ってしまいます。
    こうなってしまえば、せっかくの苦労が一瞬にして無駄になってしまいます。

  • 印刷物を全て作り直さないといけない

    ホームページのURLが変わると、印刷物を全て作り直さないといけません。
    名刺や会社案内などの紙媒体にホームページのURLを印刷していませんか?
    作り直すだけではなく、再配布の必要もありますよね。
    これだけでも大きな出費になってしまいます。

  • 最悪の場合経営が破綻する事も

    検索からの評価がゼロになってしまっては、今までホームページからの集客に頼っていた会社は集客出来なくなってしまいます。
    アクセスがほとんど無くなってしまいすし、当然問い合わせも全く入ってこなくなります。
    始めのうちは、ホームページからの反応の無さに戸惑ってしまう事でしょう。
    まだ戸惑うくらいならマシなのかも知れません。
    全集客をホームページに頼っている会社なら、これが原因で経営が破綻してしまう場合だってありますから。

無料ホームページサービスからの危険回避法

  • 今のうち他に切り替えておく

    現在のプロバイダが無料ホームページサービスを終了する予定が無くても、今のうちに独自ドメインでホームページを公開することをお勧めいたします。
    ここまで説明してきたように、ホームページのURLを変えるということはリスクが伴いますし、また新URLで効果が出るまでにも長い時間が掛かります。
    今のうちに独自ドメインのホームページに切り替え、旧ホームページは新ホームページ引っ越し告知専用にした方がいいと思います。

  • 独自ドメインに切り替える

    無料ホームページサービスと違い、独自ドメインには信用があります。
    また、メールアドレスも独自ドメインで取得できますので、そうしておけば一層信用度が上がります。
    プロバイダのメールアドレスをビジネスに使うという事は、信用が低下します。
    独自ドメインの信用なんて小さなものかも知れませんが、逆にプロバイダのドメインをビジネスに使用するという小さなことでも信用を失っているかも知れません。
    ビジネスとは小さなことの積み重ねだと私は思います。

無料ホームページサービス終了が決まったら最低限する事

  • サービス終了が決まったら即行動

    プロバイダから無料ホームページサービス終了の連絡があった場合、直ぐに行動しないと手遅れになってしまいます。
    まだ1年先だから半時先だからと、のんびりしている暇はありません。
    新しいURLに引っ越しする場合、旧ホームページで必ず引っ越しの告知をする必要があります。
    始めのうちは、新しいホームページより旧ホームページへのアクセスの方が、間違いなく多い訳ですからこの告知は大切です。
    プロバイダの無料ホームページサービスが終了してしまっては、この告知も出来なくなってしまいます。
    サービス終了の告知があった時点でホームページの引っ越しを開始し、終了までの期間、旧ホームページは引っ越しの告知だけするようにするだけでもその先の展開はずいぶん楽になります。

  • 旧ホームページの内要は必ず削除する

    全く同じ内容でホームページを引っ越しする場合、旧ホームページはトップページに引っ越しの告知だけ残して、後は全て削除するようにします。
    全く同じ内容のホームページが2つ存在すると、どちらか一方しか検索に表示されません。
    この場合、表示されるのは間違いなく完成から多く日数が経過したURL(古いURL)になりますので、旧ホームページの内容はいつまででも残すべきではありません。

Top