ホームページがあると大きな企業が相手でも生き残れる
個人事業でも上手くホームページを活用できれば、大きな企業を相手にしても生き残ることは可能です。
私は起業して今年で21年目になるのですが、小さな商売とはいえ今でも日本全国を商圏にビジネスを展開することができています。
資本も人脈もなく始めた事業ですので、ホームページがなければ、きっと1年も持たずに廃業になっていたことでしょう。
そういう意味でも、私は他の個人事業主の方よりもホームページの重要性に気付いているつもりです。
そこで今回は、個人事業主が生き抜くためにもホームページは必要というお話をしてみたいと思います。
このページの内要
大きな企業は個人事業と桁違い
ターゲット
大企業は日本のみならず世界中を商圏にしていることは、今さら説明する必要はないかと思います。
ただ、個人事業でもインターネットを使えば世界中を相手にビジネスを展開できますが、大企業の場合とは少し意味合いが違ってきます。
大企業は世界中の何千万や何億という人が対象になるのに対し、個人事業の場合は世界の中の”どこかに住んでいる誰か”になります。
仮に商圏は大企業と同じだとしても、中身は全く別物と言ってもいいでしょう。
予算
大企業の宣伝方法は、テレビCMや全国誌の一面広告、大手ポータルサイトのトップページなど個人事業とは予算の掛け方がケタが違いです。
1回の広告で、個人事業1年分の売り上げどころか、10年分よりも遥かに高い予算を広告に投入してきます。
個人事業主が同じ事をしていては、一瞬にして資金繰りがショートしてしまいますので真似することは不可能です。
予算が限られている以上、知恵を使って勝負しないと勝ち目はないので、個人事業主はこのことを肝に命じておくべきです。
マンパワー
個人事業は大企業のように何千何万も人がいる訳ではありません。
よくて数人の従業員がいる程度です。
ドラマでよく見る追い出し部屋があるほど(本当にあるのか知りませんけど)、大企業には人員に余裕があります。
こんな相手とがっぷり四つに組んでも、勝ち目はありません。
個人事業の戦い方
大きな企業の隙間を狙うのがポイント
大企業の手が届かないところで勝負するのが、個人企業の戦い方です。
大企業にはできない事をするのです。
極端なはなし、パナソニック本社の社員が家まで来て電球の交換をしてくれるかと言うと、絶対そんなことはしません。
これをやってくれるのは町の電気屋さんですよね。
個人事業主は、これをするのです。(別に電球を交換しろという意味ではありません)
一般的に企業の規模が大きくなればなるほど、ターゲットは広く浅くなる傾向にあります。
狭く深く攻めるのが、個人事業の戦い方です。
世界中を商圏にすることも可能
地元では「こんな物売れるはずがない」と思っている物でも、世界中が商圏なら売れる可能性があります。
例えば『蝉の抜け殻』を実店舗で売るのはかなり難しいと思うのですが、ネットでは比較的簡単に売ることができます。
他にも
・印刷されていない新聞紙
・完成したプラモデル
・松ぼっくり
・トイレットペーパーの芯
・壊れた携帯電話
など、何で?というような物がネットでは売れるのです。
近所で売っている店が無いなら、ネットで検索して買おうとする人がたくさんいるからです。
最初の方で書いた”どこかに住んでいる誰か”とはこう言う人達の事です。
店の近辺に需要がなくても、世界中のどこかの需要を見つけることができるのがホームページです。
人の代わりにホームページに働かせる
KeiStyleには営業マンがいません。
でも注文が入ってきます。
お客様が知りたい事に関しても、ほとんどのことはホームページに掲載していますので、最近では問い合わせが入ってくることもごく稀になってきました。
注文をとったり問い合わせに答えたりする仕事をホームページが代わりにやってくれているおかげで、人を雇う必要がないのです。
人件費に比べると、ホームページを維持する経費はゼロみたいなもんですので、小さな事業でも継続が可能なのです。
まとめ:ホームページを活用すれば可能
世界または日本中を商圏に、狭く深く攻めるためにはホームページが必要です。
ホームページと言うより、インターネットと言った方が正解かも知れませんね。
・インターネットの商圏は世界中
・低予算でコアなユーザーに訴求
・人件費の節約
など、個人事業主なら使わない理由が見つかりません。
ネットで集客するためには専門知識が必要なので、簡単なことではありませんが何もしないよりはよっぽどマシ。
チャレンジする価値は十分にあると思います。
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