パンくずリストがホームページに必要な理由
カテゴリー/ 今さら聞けないホームページ小さな疑問
パンくずリストはホームページ訪問者がWEBサイトの今どこに居るのかを表示します。
訪問者が迷子になると、その時点でホームページから離脱する事が考えられます。
そうなってしまえば、注文や問い合わせに繋がらないばかりか、検索順位にも影響が出てしまう場合もあります。
【内容】
・パンくずリストとは?
・何で必要?
・パンくずリストを設置したら起こる良い事
・パンくずリストと呼ばれる由来
パンくずリストとは?
ホームページで迷子にならない道しるべ
パンくずリストとは、ホームページ閲覧者が今何処に居るのかを表示させる機能の事です。
上の画像(赤丸の部分)のように『トップページ > ブログ記事一覧 > オプション > 簡易ロゴマーク制作』と表示されているのを見かけると思いますが、これがパンくずリストです。
パンくずリストの種類
位置型
現在どの階層にいるかを表示しますので、どんな経路を通っても同じページなら同じ表示になります。
KeiStyleはこの位置型を採用しています。
パス型
そのページにどういう経路でたどり着いたかを表示しますので、同じページでもその経路により都度表示が変わります。
属性型
ホームページ閲覧者の操作によって表示が変わってきます。
例えばAmazonなどのショッピングサイトでは閲覧ページに関係するカテゴリーが表示されるようになっています。
パンくずリストの役割
パンくずリストはホームページ訪問者がWEBサイト内で迷子にならないよう道しるべの役割を持っています。
ページ数が多いホームページでは、今何処にいるのかが分からなくなる場合があります。
そうならないためにパンくずリストが役に立つのです。
パンくずリストの仕組み
パンくずリストはWEBサイトの階層ページにリンクしていますので、ワンクリックでそこへ行くことができます。
画像のパンくずリストの場合のリンク先は以下のようになります。
【リンク先】
トップページ・・・トップページに移動
ブログ記事一覧・・・ブログ記事が一覧表示されたページに移動
オプション・・・ブログカテゴリー”オプション”の一覧記事が表示されたページに移動
簡易ロゴマーク制作・・・現在閲覧しているページ
何で必要?
訪問者に優しい
実際のショッピングモールを例に説明させて頂きます。
ほとんどの人がショッピングモールに行かれたことがあると思います。
上の階に行きたいのに、始めて行ったショッピングモールでは広すぎて何処に何があるのか分かりません。
だだっ広いフロアーでキョロキョロしていると【エスカレーターはこちら】という看板を見つけました。
こういう案内があると助かりますよね。
これと同じで、せっかく訪れてくれたホームページ訪問者がWEBサイト内で迷子にならないようにする役目があるのがパンくずリストです。
検索エンジンへのおもてなし
パンくずリストは何もホームページ訪問者だけのために設置するのではありません。
検索エンジンもWEBサイト内を巡回しにくるのです。
これをクロールと言います。
検索エンジンがWEBサイトをクロールするという行為は、検索順位を決定する決め手の一つになります。
WEBサイト内の各ページに移動する経路が無いと、途中でクロールを止めて帰って行ってしまいます。
こうなってしまえば検索順位に影響が出ます。
そのためにも、パンくずリストは検索エンジンへのおもてなしと言う事で設置した方がいいです。
パンくずリストを設置したら起こる良い事
ホームページ離脱率が低下する
WEBサイト内で迷子になると、そのページを最後に離脱される事が考えられます。
そうならないためにも、パンくずリストで現在位置を表示するのは有効な手段と言えます。
ページビューが増える
1回の訪問で見てもらえるページ数のことをページビューと言います。
パンくずリストは、いろんなページに移動できる導線になっていますので、ホームページ訪問者に他のページも見てもらうきっかけにもなります。
ページビューが多いと、ホームページからの注文や問合せをしていただく確率が高くなります。
検索順位が上昇するきっかけになる
先ほどクロールが検索順位に影響すると書きましたが、ページビューも同じです。
ページビューが多いホームページは検索順位が上昇しやすいのです。
検索順位が上昇するに従いホームページへのアクセス数も増加します。
ホームページのアクセス数が増加すると宣伝効果が高くなります。
良いこと尽くめですね。
パンくずリストと呼ばれる由来
グリム童話のヘンゼルとグレーテルから来ている
ヘンゼルとグレーテルが森に連れて行かれる時、迷子にならないようにパンを小さくちぎって目印にしていたという物語から、こう呼ばれるようになったそうです。
まとめ
パンくずリストは閲覧者がホームページで迷子にならないために必要です。
また検索順位の上昇にも少なからず関わっています。
「ホームページは必要ないと思っている自営業者と世間との温度差」
「ブログを継続させるたった3つのコツと続けるのが難しい理由」
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